子どもが塾に行っても成績が伸びない理由
子どもが塾に行っても成績が伸びない理由
ショッキングなタイトルをつけさせていただきましたが、今回は「子どもが塾に行っても成績が伸びない理由」です。
●塾に行けば勉強時間も増えるし、成績が伸びるに違いない!
●実績も十分な塾なら大丈夫!
こういった想いで塾に来られる方も沢山いらっしゃいます。
これは大きな間違いです。
え!?と思われるかもしれませんので、一つ一つ見ていきます。
まず1つ目ですが、勉強時間が伸びる=成績が伸びる、
これについては正解です。
異論の余地はありません。
であればこそですが、勉強には『質』の面が非常に大切なのです。
よく言われることですが、日本の教育では今や小学校から大学まで英語を学習します。
それなのに、日本人のほとんどは英語を満足に話せません。
これは、1つには『質』が悪いからです。
学校の先生たちが悪いというよりも、指導内容(学習指導要領や教材等)が効果的ではないんです。
話は横に反れてしまいましたが、勉強において質が大切だということは伝わったのではないでしょうか。
『ただ塾に通わせるだけ』ではダメです。
効果的に学べる環境でないといけません。
例えば、塾業界では合格実績を紹介します。
例:△△高校〇〇名、□□高校〇〇名などです。
これってかなり凄いことではあるんですが、そのコースを受講している人は何倍もいるわけです。
塾自体の学習効果率(1教室当たりの成績上昇した人数の割合とすると)は、
詳しい数値はわかりませんが、およそ2人に1人(50%ほど)じゃないでしょうか。
数字にすると何か拍子抜けしてしまいますが、成績が急激にアップする人なんて、7人に1人くらいのものです。
だから、塾はダメというつもりはありません。
むしろ、それでも塾に通う必要がある子たちは無数にいます。
とかく、料金や塾のブランドに目がいきがちなので、きちんと本人に合った環境を見つけることこそが
結局一番の成績アップの近道なんです。